転職活動をやっと終えた今、明らかになったこと、
というより明らかになってしまったことは、
私は本当に、ただの1社も、受からなかったということだ。
人材確保が急務!などとメディアに露出していた企業からも要らないと言われた事実。
吐くほど辛い、そりゃそうだよなぁ。辛いよ。
結局、先輩が紹介してくれたつてで転職先は決まった(仕事自体はとても楽しみ)、
ものの、
正社員の職を失った。
事の顛末を親友に話して、
「なんか、自分は何のためにいい大学出たんだっけ?って思っちゃうよ」
とこぼした。
31歳、自営業。
そしたら友達は、
「いい大学に行って、いい友人とたくさん出会って、やりたい勉強を思いっきりやった。それでもう、ペイできてるんじゃない?」
と言った。
その通りだった。
ずっと出会いたくて出会うべくして出会った、数は少ないけど素晴らしい友人、先輩、
やりたかったサークル、
学びたかった学問。
全部とっくに手に入れていたんだった。
思えば転職では出身大学による下駄は全然利かなかった(新卒採用と一番違ったのがココだった)。
でも当然だった、とっくにペイしてたんだもの。
もう貯金は残っていなかった。
これからは人生貯金無一文で頑張るしかない。