明るいうつ病患者の休み方

失敗記録とその言い訳集(?)。パニック障害・抑うつの症状と治療法については素人知識です。

私のストレングス・ファインダー

これは備忘録である。

とにかく無職期間、暇すぎて、手当たり次第に本を読み齧っている。

さきほど「ペイできている」と言ってくれた友人が再び登場し、私に「ストレングス・ファインダー」を勧めてくれた。

これは書籍を購入すると受検できる、自分のストレングス=強みを見出す診断テストのようなもので、

せっかく受けたからには今後の人生の役に立てたいので、診断結果をここに書いておこうと思う。

1. 学習欲
2. 個別化
3. 達成欲
4. 内省
5. 最上志向

という結果であった。

1「学習欲」はすなわち、学ぶことが大好きで、学んだ内容や結果や学ぶプロセスにこそ重きを置くタイプということらしい。
常に習い事やレッスンに通っていると人生が充実して感じるタイプ。
向いている職場は、常に新しいプロジェクトへの参画が求められるような、活気にあふれた場とのこと。

たしかに凝り性でマニアック気質なところは、言い得て妙かもしれない。

2「個別化」は「ひとりひとりが持つユニークな個性に心惹かれる」特性で、常に個々人の違いに注目し、相手ごとに合った対応を使い分ける能力に長けている。

これ、本当に合ってる。
話が上手いとよく褒められるのはそのせい。相手のレベルに合わせて話したり説明することができるんですよ、わたしゃ。

3「達成欲」はさっそく1と矛盾するように感じるけれどどうだろう。
人生、常に何かを成し遂げていないと納得できない。たった1日すら、何も達成せずに終えると満たされない気持ちが残る。(本当か、これ?)
"達成"に対する絶え間ない情熱は、必ずしも論理的に叶っているわけではないらしい。ただしこの達成欲があればこそ、長い時間燃え尽きることなく働くためのエネルギーをもたらしてくれるらしい。

…これが原因で病気になったんじゃないかと、読んでいて思った。。
本来の自分は達成欲が強かったのか、いまは病気で顔を引っ込めているけれど…また元気に復活するといいね…。

4「内省」はずばり「考えることが好き」である点を指すらしい。一人の時間を楽しむ。自分が自分の最良の伴侶。
プロジェクトに関わる際は最初から最後まで一貫して関わるほうが、途中参加よりもいい結果をもたらす。
”考える時間”をスケジュールに組み込むこと。
考えを"書く"ための時間をつくること。そうすることで考えがまとまり、具体化する。

これは最初の通院で主治医の先生に言われた、「ずっと小走りの状態」というのがまさに当てはまっていて面白い。考えすぎ。

5「最上志向」の説明の第一節が痛烈。
"優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です"
おいおい、頼むよ。そうじゃないことにやっと31年かけて、気づいたとこなのにサ。
平均以下の何かを平均より少し上まで高めることには何の魅力も感じないが、平均以上のものを最高に高めることには遥かに胸が躍る、らしい。
処世術はとにかく、自分自身の一番の才能を見つけ、伸ばし、いくつかの分野においての強みになるように磨くこと。
問題回復ははっきり言って不得手。それが得意なパートナーを探すべし。

…昔の自信家でビッグマウスだった自分なら、その通り!と膝を打ったかもしれないが、今の弱弱しい何者でもない自分にとっては、こんなに虚しく聞こえる言葉はない。。

自分の一番の才能かよ。見つかるといいね。

…と、何ともまとまりのない5つのストレングスが見つかった。
新しい職場で役立つだろうか。もう、吐かなくて済むだろうか。

 

そもそも今日2記事目を書いている時点で、相当、心身とも"暇"にやられている。
休職していたころは眠っていたら毎日があっという間に過ぎたというのに、
今は朝が来たらちゃんと起きて、ご飯を食べて、
用事もないのに街に出て、散歩をしたり、本を読んだりDVDを見たりして、
本心は今すぐ働きたいという気持ちで一杯なのだ。

これもオランザピンのおかげか、もしくは病気がすっかり治ったのか、
こんなに働きたいと強く思うなんて、
元気な証拠だね…。