引っ越しをして1ヶ月弱が経った。
年相応の一人暮らしに戻った。家賃は相応以上だが…
家賃が高いので毎日弁当を作って節約を頑張っている。もっとほかにやるべきことあんだろという感じもするけれど(タクシーに乗らない、とか)
一人の暮らしは穏やかだ。意外と部屋も綺麗に保っているし、洗い物や洗濯も溜めずに頑張れている。前の一人暮らし時代からは目を見張る進歩だ。
まあ、歳をとったのと、転職して暇になったというのもある。
通院は続けていて、そろそろ抗うつ剤を断薬しようかという話になってきた。
しかし、まさに昨日、朝が来ても昼が来てもまったく身体が動かずに起きられないという久しぶりの経験をしたから、あー、まだうつ病残っているなー、と考えるしかなかった。
そう考えないと、やっていけない。怠けているとか甘えているとか、そんな正論言わないでくれ。
自分でもわかっている。
早く治ってくれ、この病気、と思う反面、どこかしら病気にすがるのが癖になっている。
うつ病だからできません。
うつ病だから起きられません。眠れません。
セルフ・ハンディキャッピングというやつだ。
主治医の先生にこの話をすると、いや、違います、本当に病気が治った時は、病気だった頃のことなんて思い出せないくらい元気になっていますから。
と言う。
それを信じるのなら、私はまだ病気だ。それも、だいぶまだ先は長そうなくらいに。
だからこのうつ病は死ぬまで治らないと言われても、別に驚かない。
もう慣れた。
起きれないやる気が出ない自分にがっかりするのも慣れた。