明るいうつ病患者の休み方

失敗記録とその言い訳集(?)。パニック障害・抑うつの症状と治療法については素人知識です。

これまで眠っているはずだった時間

パニック障害の治療で飲み始めた抗うつ剤の副作用が抜けてきてからも、
休職前、休日は廃人のように眠り続けていた。

その間(1~4月)大きな仕事を抱えていたので
夜中も土日も関係なく、電話やLINEメールが鳴り続けていた。
ウェブサイトやSNSを活発に更新し続ける必要があった。

この仕事はとても意義のあるもので、大切にしたかった気持ちが半分、
もう半分は、正直もう、無理ですという感じだった。

共同作業者の方からの電話も3回に1回ほど無視しなければ、やっていられなかった。
枕元でスマホのバイブの振動が来るのも耐えられず、ほぼすべてのアプリの通知をオフにした。

寝ても寝てもまだ眠れる自分が不思議で、恐ろしかった。
久しぶりに起きてものを食べて、身体が驚くのか、具合が悪くなってまたすぐ寝たりもしていた。

それが突然、休職を決意する1週間ほど前から、
なぜか眠れなくなってしまった。

テレワークで朝が遅くなった分、リズムが崩れただけなのかもしれない。
でも、1日働いた夜も全然眠れず、朝までゲームをしたりして気を紛らわしながら、眠らずにそのまま起きて出社したりした。

と思えば、また20時間くらい寝る日もあった。

この感覚は、「眠りすぎる(過眠)」でも「眠れない(不眠)」でもなく、「睡眠をコントロールできない」というのがしっくりくる。

休職期間に入って、すぐGWに入ったから当然っちゃ当然だが、
だいたい1日こんな感じで過ごしている。

16時 一度目の起床、軽く何かを食べる。再び寝る。
24時 二度目の起床、食事。風呂。
25時くらい ベッドで寝る体制に入る。眠れない。
5時くらい ゲームもSNSも読書も飽きて、ブログを書き始める。
8時くらい 眠る。
16時 起床、以下同

中学生のような昼夜逆転だけども、日中頑張って起きて運動したりしても夜は変わらず眠れなかったり、
逆にあまり起きないので家族に死んだかと思われたり、まちまちである。

この感覚は、「眠るための波に乗るのが難しい」と表現するのが一番近い。

一度眠りの波に乗ると、延々と乗っていられる(というか降りられない)ので寝続けてしまうけど、
なかなか波が来ないと、何をしても安定剤を飲んでも眠れない。

 

抗うつ剤を飲み始めて副作用がすごかった頃、先生に話すと
「いいんです、好きなだけ眠ってください。その時間は、これまでの人生であなたさんが眠るはずだった時間ですから」
と言われた。

その睡眠負債(?)を返済し終えつつあるのかもしれない。

休職に入る直前には、こう言われた。

「今あなたさんに必要なのは、昏々と眠ることだけです。よく、散歩をして日光を浴びたほうがいいとか言う人もいますが、それは元気になった人がやることですからね。食事も無理して摂らなくていいです。2食摂れば十分だし、食事のために頑張って起きなくていいので、脱水だけ気をつけて、目が覚めた時に食べてください」

すごいな! こんな自堕落な生活を勧められると思わなかった。

だから今は安心して昼夜逆転
好きなだけゲームして、塗り絵して、ブログを書いて、眠りの波が来たら昏々と眠り続けて居ようと思う。

ただ、こんな感じの生活をしているので、大切な友達との連絡に返事をすることがどうしても難しい。起きているのが夜中だから。
(夜中に通知鳴らすと悪いな、と毎日思いながら1週間くらい経ってしまう)

返信が遅くてごめんなさい、みんな。連絡くれて嬉しいよ。