明るいうつ病患者の休み方

失敗記録とその言い訳集(?)。パニック障害・抑うつの症状と治療法については素人知識です。

神経年齢60歳

通院日だった。

ちょうど昨日、親友たちと会って、人生や幸せや仕事の価値について話して気持ちがすごく清々しくなったのと、

ここに行きたいとピンときた会社の求人をたまたま見つけたのとで、

1ヶ月前の通院日よりかなり穏やかかつ前向きな気持ちで先生と話した。

(前回は地獄のど真ん中にいたので病院に辿り着けただけでも偉かったと思う。30分遅刻して先生にさんざん泣き言だけ言って帰ってきた)

 

まず近況(?)として

仕事の山は脱したのになぜか眠れないこと、

やっと眠れたと思ったら次目覚めると夕方になっていて出社時刻が狂っていることを話した。

先生いわく眠れないのは、身体、というか自律神経の緊張がまだ解けていないせい。状況変化に適応するには大抵ラグがある。

で、一度寝たら起きれないのは、眠れた時に身体が今だ!休め!ネロー!みたいな感じでチャンスとばかりに命令?を出すかららしい。

なんか、うう、ごめんよmy body...

 

で、前向きに転職したい気持ちも伝えた。

前は「とにかく今ここから逃げたい!」しかなかったけど、少しずつ、もっとこんな仕事がしてみたいというような建設的な考えができるようになった、と言ったところ

先生は「うーん」と言った。

 

今のあなたさんの脳は、本当のあなたさんが下すはずの判断を下せる状態なのかどうか?私は恐らくですが、まだ脳はそこまで回復していないと思います。

 

いまの完全でない病気の脳で下した判断で、あなたさんの人生がなかなか大きく変わる可能性が高いです。

後悔をしてほしくないから、本当は私は一度しっかり休むことをおすすめします。

と言われた。

 

それは判断(転職する/しない、どの会社を選ぶ、など)に関わることだけでなくて、

今の病気の脳で、転職したい会社の人に初めましてで会って、話して、人材として判断される。

それで果たしていいのか?

"本当の自分"はもっとこんなパーソナリティでこんな長所があるのに、

そうでない自分を見られて、判定されてしまう可能性が高い。

 

そもそも"本当の自分"でない状態、つまり病気が回復していない状態でなあなあに過ごせば過ごすほど、

"本当の自分"は、病気の自分に飲み込まれてしまう。

いつか、病気の自分が本当だと自分まで信じ込んでしまう。

 

ということだった。

 

あ、先生のアドバイス通り眠剤を飲んだら無事に眠い。眠くなることができた!